豚トロとブロッコリーのマスタード炒め|脂を落としてさっぱり仕上げる10分レシピ
脂の多い豚トロを、白ワインビネガーと粒マスタードでさっぱり食べさせる炒め物です。調理時間は10分。一番のポイントは、豚トロを強火でカリカリになるまで焼き、出てきた脂をペーパーで拭き取ってしまうことです。
私は元イタリアンシェフとして、いまは沖縄で飲食店を経営しています。豚トロは旨味の強い部位ですが、脂をそのまま残すと重たくなりがちです。このレシピでは重い脂を先に出して軽く仕上げるので、仕上げのオリーブオイルをたっぷりかけても、くどくならずにたくさん食べられます。
なお、この記事は2022年公開の旧ブログの復元版です。分量を記載していた画像が失われてしまったため、材料は原文と完成写真から確認できる範囲で載せ、分量はお好みで調整いただく形にしています。手順とコツは原文のままです。
このレシピのポイント
- 豚トロは強火でカリカリになるまで焼き、出てきた脂をキッチンペーパーでこまめに拭き取ります。これが「さっぱり」の正体です。
- 粒マスタードは同量の水で溶いておくと、ムラにならず全体に合わせやすくなります。炒めながら軽く水分を飛ばすので、水っぽくならず丁度よい味付けになります。
- 脂を落として軽く仕上げているので、仕上げのオリーブオイルはたっぷりかけて大丈夫です。
材料(作りやすい分量)
| 材料 | 分量 | メモ |
|---|---|---|
| 豚トロ(スライス) | お好みの量 | 強火でカリカリに焼く |
| ブロッコリー | お好みの量 | 小房に分ける |
| プチトマト | お好みの量 | 完成写真で確認できる具材です |
| 粒マスタード | お好みの量 | 同量の水で溶いておく(原文のコツ) |
| 白ワインビネガー | お好みの量 | さっぱり感の軸になる調味料 |
| オリーブオイル | 仕上げにたっぷり | 脂を落としてあるので重くなりません |
| パセリ・黒こしょう | お好みで | 完成写真では刻みパセリを散らしています |
作り方
STEP1 豚トロを強火でカリカリに焼く
フライパンを強火にし、豚トロをカリカリになるまで焼きます。焼いている間に脂がどんどん出てくるので、キッチンペーパーでこまめに拭き取っていきます。ここで脂をしっかり出し切るほど、軽い食べ口に仕上がります。
STEP2 ブロッコリーを加えて炒める
小房に分けたブロッコリーとプチトマトを加えて炒め合わせます。豚トロの香ばしさを野菜にまとわせるイメージです。
STEP3 マスタードソースで味付けする
同量の水で溶いておいた粒マスタードと白ワインビネガーを加え、全体に絡めながら水分を軽く飛ばします。溶いておいたことでソースがムラなく回り、炒めるうちに丁度よい濃さに落ち着きます。
STEP4 仕上げ
皿に盛り、オリーブオイルをたっぷり回しかけます。お好みで刻みパセリと黒こしょうを散らして完成です。
プロのコツ
豚トロのような脂の多い部位は、「強火で焼いて脂を出す・出た脂は拭き取る」の二段構えで扱うと、香ばしさだけを残して重さを消せます。脂が鍋底に溜まったまま焼くと、揚げ焼き状態になって表面がカリッとしにくいので、拭き取りは味だけでなく食感のためでもあります。
白ワインビネガーの酸は加熱すると角が取れて、酸っぱさよりも「後味の切れ」として働きます。酸味が立ちすぎたと感じたら、火を止める前にもう少しだけ水分を飛ばしてみてください。
アレンジ
白ワインビネガーがなければ、米酢でも近い方向に仕上がります。ワインやビールと相性のよい一皿なので、おつまみとしてもおすすめです。