豚肉とじゃがいものガレットの作り方|皮ごとスライスでカリッと仕上げるプロのコツ

プロのレシピ公開: 2022-01-16更新: 2026-08-08

今回ご紹介するのは、豚バラ肉とじゃがいもで作るジューシーガレットです。外はカリッと、中は豚の旨味をたっぷり含んだ、おつまみにもおかずにもなる一品。一番のポイントは、スライスしたじゃがいもを水にさらさないことです。表面のでんぷんがつなぎの役割を果たすので、卵もチーズも使わずにまとまります。

細かく刻んだローズマリーが、豚の脂の重さをときどき爽やかにリセットしてくれます。1/2本と少量ですが、これを入れるかどうかで仕上がりの印象が大きく変わります。材料は5つだけ。フライパンひとつでできるので、ぜひ気軽に試してみてください。

豚肉とじゃがいものジューシーガレットの完成イメージと調理ポイント

このレシピのポイント

  • じゃがいもは水にさらさず、よく洗って皮ごとスライスする。表面のでんぷんが「のり」になってタネがまとまります。
  • 焼きムラを防ぐため、タネの厚さは均一に。豚肉から出てくる余分な脂はペーパーで拭き取ります。
  • タネの回りにオリーブオイルを回しかけて、縁をカリッと仕上げる。焦げないように火加減を調節しながら焼き上げます。

材料(1枚分)

豚肉とじゃがいものガレットの材料一覧
材料分量メモ
豚バラ肉約60g薄切りを使用。旨味とジューシーさの主役
じゃがいも1個皮ごと使うのでしっかり洗う
ローズマリー1/2本細かく刻む。少量でも香りの効果大
塩コショウ少々下味用
小麦粉大さじ1つなぎの補強
オリーブオイル適量仕上げに回りへ回しかける用

作り方

STEP1 豚バラとローズマリーを刻む

豚バラ肉は食べやすいように細かめに切ります。ローズマリーは葉を軸から外し、細かく刻んでください。刻むことで香りが全体に散り、ひと口ごとに時々ふわっと爽やかさが立つ仕上がりになります。

STEP2 じゃがいもを皮ごとスライスする

よく洗ったじゃがいもをスライサーで皮ごと細切りにする工程

しっかり洗ったじゃがいもを、皮ごと細くスライスしていきます。スライサーを使う場合は手を切らないように注意してください。ここで水にさらさないのがこのレシピの肝です。皮も綺麗に洗えばそのまま美味しく食べられます。

STEP3 タネを合わせる

ボウルにじゃがいも、豚バラ、ローズマリーを入れ、塩コショウと小麦粉を加えて全体を混ぜ、タネを作ります。じゃがいものでんぷんと小麦粉が絡んで、粉っぽさがなくなればOKです。

STEP4 厚さ均一に広げて焼き上げる

フライパンにタネを入れ、焼きムラが出ないよう厚さを均一に広げて焼きます。豚肉から脂が出てくるので、余分な脂はペーパーで拭き取ってください。タネの回りにオリーブオイルを回しかけ、縁をカリッとさせながら、焦げないように火加減を調節して両面をじっくり焼き上げたら完成です。

プロのコツ

じゃがいもを水にさらさない理由は、切り口に残るでんぷんにあります。でんぷんは加熱するとのり状になり、細切りのじゃがいも同士を接着してくれます。水にさらすとこのでんぷんが流れてしまい、焼いている途中でバラバラに崩れる原因になります。ガレットに限っては「さらさない」が正解です。

脂の処理も味を左右します。豚バラから出る脂は旨味の反面、溜まったままだと揚げ焼きのようになって重くなります。一度拭き取ってから、あらためて縁にオリーブオイルを回しかけることで、軽さと香りを保ちながらカリッとした食感だけを手に入れられます。

まとめ

材料を切って混ぜて焼くだけの、シンプルながら満足度の高い一枚です。ビールやワインのお供にもよく合います。ローズマリーがなければ黒コショウを強めに効かせるだけでも十分楽しめます。

この記事を書いた人:シェフキヨ(宮城清兵)
元イタリアンシェフ。沖縄県で株式会社クッチーナ・キヨを経営し、イタリアン・ビアバル・パスタ業態の3店舗を運営中。現場で使える経営ノウハウと、AIを経営に組み込む実践記録を発信しています。詳しいプロフィール
🍴 沖縄で営業中:CucinaKiYO(那覇・銘苅)/BEER BEAR(那覇・おもろまち)/PASTAの日(浦添バークレーズコート)— 一緒に働く仲間も随時募集しています(お問い合わせ
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